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福岡・小郡のやさしい調剤薬局

夏の暑い時期、中医学では“心”(血や脈のポンプ作用、精神状態)の働きが活発になると言われています。暑いので心拍数も上がります。そこで“心”を養うもの、精神を安定させるものをとるといいでしょう。

“心”を養うもの → 小麦、セロリ、しじみ、ウーロン茶、紅茶、コーヒー、ジャスミン、緑茶

夏野菜は体を冷やすものが多く、余分な熱をとってくれます。ただ、体の虚弱な人や冷え症の方は摂りすぎないように気を付けましょう。

体の熱をとり暑気を払うもの → 豆腐、ゴーヤ、きゅうり、キャベツ、トマト、セロリ、冬瓜、なす、レタス、アスパラガス、緑豆もやし、スイカ、バナナ、パイナップル、しじみ、プーアール茶、緑茶

また、冷房の効いた中で過ごすことの多い人にとっても、体を冷やすことは良くありません。冷たいものは“脾”(中医学では消化器系を指します)を傷つけるので、冷えによる腹痛や下痢など消化器の症状が出てしまうこともあります。できるだけ温かいもの、そして“脾”の働きを助けるものを摂るといいでしょう。

湿をとり“脾”を助けるもの → インゲン豆、大豆、枝豆、トウモロコシ、レタス、鴨肉

それとは反対に、外で長時間暑さにさらされることの多い人は、体を冷やして熱中症を予防することが必要です。汗をかきすぎた時は、体の水分を補ってくれるものを摂りましょう。

水分を補うもの → 豆腐、豆乳、アスパラガス、オクラ、きゅうり、トマト、梅、桃、ライチ、牛乳、ヨーグルト、甘酒、プーアール茶、緑茶

夏野菜の持つ力を食事にとりいれ、暑い毎日を乗り切りましょう!

 

薬膳アドバイザー 勢島 智子

私ごとですが、先日祖母が亡くなりました。 101歳で、亡くなる数週間前までしっかりコミュニケーションがとれていました。 周りからみれば大往生、 老人ホームの一室で、家族とやさしいスタッフの方々に見守られ、医師として最後まで寄り添ってくれた孫の手を握りながら静かに息を引取りました。
穏やかな最後でした。よく生きてくれました。

 

つい最近、「君の膵臓をたべたい」という本を読みました。

今度、映画が公開されるようですね。 余命1年を宣告された女の子と、友達もおらず人との関わりを避けて過ごしてきた男の子、2人の高校生の話です。 とても切なく、やさしく、素敵な本でした。
人は、余命1年を宣告されたからといって、その1年ですら全うできるという保証はありません。 人の死は、いつ、どこで、何の要因で訪れるかわかりません。 101歳で天寿を全うすれば幸せだっただろう。 短い人生で亡くなった方は不幸だったろう。 ついそう思いこんでしまいますが、本人にしかわからないことですね。 たとえ無念の中でも、幸せを感じたい、感じてほしい、と願っています。

 

「しあわせはいつも じぶんのこころがきめる」

相田みつをさんの言葉です。

 

そういった“死”を感じながら、私は今日も子供たちを遊びに連れて行き、溢れんばかりの“生”を思いっきり感じるのです。

 

勢島 英

「卒寿こえ なほも真紅の バラが好き」

祖母の俳句です。

バラが好きだった祖母に、孫、ひ孫合わせて25人から、25本のバラを送りました。

 

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