セジマ薬局 やさしい薬局イメージ1 セジマ薬局 やさしい薬局イメージ2 セジマ薬局 やさしい薬局イメージ3 セジマ薬局 やさしい薬局イメージ4 セジマ薬局 やさしい薬局イメージ5

福岡・小郡のやさしい調剤薬局

九州北部も梅雨入りしました。週間天気予報でも、これから雨の日が続くようです。

 

 

梅雨の季節は“脾(消化器官)”の働きが活発になります。
“脾”は湿気を嫌うため、外の湿気と体の中の“湿”により、
“脾”が働きにくくならないようにしないといけません。
体の“湿”とは、水分代謝がうまくいかずに溜まった老廃物のことです。
味の濃いものや脂っこいもの、小麦、肉は“湿”がたまりやすいので、適量を摂りましょう。

 

 

 

辛いものは発散(湿を飛ばす)させる作用があり、発汗することで“湿”を除くことができます。
そして香りのあるものは、めぐりを良くして、“湿”を除いてくれます。

 

 

 

発散するもの → 生姜、ネギ、紫蘇、香菜、ミョウガ、三つ葉

 

 

 

“気”のめぐりをよくするもの → 紫蘇、玉ねぎ、みかん、山椒、ジャスミン、香菜

 

 

 

熱をとり“湿”を除くもの → セロリ、キャベツ、豆もやし、レタス、レモン、あおさ、
アサリ、昆布、しじみ、海苔、もずく、わかめ、プーアール茶

 

 

利尿作用により“湿”を除くもの → 大麦、ハト麦、豆類、カカオ、落花生、きゅうり、
クレソン、香菜、セリ、チシャ、冬瓜、とうもろこし、白菜、スイカ、すもも、ぶどう、
メロン、スズキ、鴨肉、ウーロン茶、紅茶、コーヒー、緑茶

 

 

 

“脾”が弱ると、食欲不振、消化不良、胃もたれ、下痢、などの症状がみられます。
そのほかにも、水分代謝がうまくいかなくなることで、体の重だるさ、むくみ、
疲労感などもでてきます。冷たいものは体を冷やし、消化機能を弱らせてしまうので、
温かいものや“脾”を助けるものを摂りましょう。

 

 

 

“脾”を助けるもの → 穀類、いも類、豆類、野菜、オレンジ、りんご、
イワシ、スズキ、タイ、ブリ、牛肉、鴨肉、卵

 

 

 

雨が続くと気分もどんよりしてしまいますが、屋内で楽しめる場所やおうち時間を楽しみたいですね。

 

 

薬膳アドバイザー 勢島智子

 

数十年ぶりにサックスアンサンブルで演奏しました!

 

 

縁あって、「Ensemble-K」というサックスアンサンブルチームに参加させてもらったのです。

 

 

僕は高校の吹奏楽でサックスを始め、
大学では吹奏楽をやりながらボランティアであるピアニストの方と二人で養護施設などを周りました。
大学院時代も吹奏楽をし、社会人になってからはピアノ教室のみんなと発表会で演奏したり、
地域の夏祭りで演奏したりしています。

 

 

結構、サックス人生としてはいろいろやって、
ある程度満足していたのですが、唯一の心残りがサックスアンサンブルでした。

 

 

 

これが非常に難しい。

 

 

 

ご存じでしょうか、
サックスにもソプラノ、アルト、テナー、バリトンがあることを(実はもっと種類はあります)。

 

 

何が難しいかというと、まずバリトンサックスを持っている人が少ない(笑)

 

 

値段が高いし、大きくて重い! そして吹くのが難しい!

 

 

さらに、アンサンブルは人数が揃わないと演奏ができませんが、
練習や本番の日程を合わせるのが難しい。大人は特にそうですよね。

 

 

それと、情熱。

 

 

音楽に対する情熱、いい音楽を届けたいという情熱、いい音楽を奏でたいという情熱。

 

 

その足並みが揃うのも、また難しいのです。

 

 

しかし、このEnsemble-Kの皆さんは10年以上続けている。

 

 

いろんな大変なこともあったようですが、それでも続けている。

 

 

本当にすごいことだと思います。

 

 

バリトンサックスの小田さん(バリトン以外も上手!)に昨年から誘われていたのですが、
なかなか今から新しいことを始めるのに勇気がありませんでした。

 

 

中途半端に入ってもチームの皆さんに迷惑をかけてしまうだろうし、
仕事も子育ても忙しいし、自分がまたそこまでの情熱をもってできるだろうか、と。

 

 

 

ただ、思ったのです。

 

 

 

社長になって、仕事がさらに忙しくなって疲弊して、
でも毎日疲弊している姿を薬局のスタッフに見せるのか。

 

 

毎日疲弊している姿を妻や子供たちに見せるのか。

 

 

患者さんに見せるのか。

 

 

 

音楽への情熱を取り戻すことで、毎日の精神面にもいい影響があるのではないか。

 

 

生き生きとした姿を見せられるのではないか。

 

 

せっかく音楽仲間であるりょうすけ内科外科の山口医師が、
「勢島君にぜひ会わせたかった」といって小田さんを紹介してくださり、
こんなチャンスをもらったのに、ここで行動しなくていいのか。

 

 

小田さんからは「気軽に参加して」なんて言われましたが、とても気軽には参加できない(笑)

 

 

でも、やってみることにしました。

 

 

 

Ensemble-Kは、ホームページには5名の名前が載っていますが、
そのほかにも数名いて、いろいろ都合に合わせてメンバーを代えて演奏しています。

 

 

なので、今日はアルト、来週はテナーとか、メンバーに合わせて楽器を持ち換えたりしています。

 

 

先日、吹奏楽祭という音楽の祭典が福岡サンパレスでありました。

 

 

そこで僕はEnsemble-Kデビューです。

 

 

曲は「わが美しき故郷よ」と「千本桜」。

 

 

この日は、ソプラノ2人(うち一人が僕です)、アルト2人、テナー2人、バリトン1人の計7人。

 

 

 

僕はもう一人のソプラノのゴローさんがとても上手なので安心していたのですが、
当日ゴローさんが急に「今日は『わが美しき故郷よ』はクラリネットで違う部分を吹くから」と。

 

 

な、なに~! ソプラノパートは僕一人になるではありませんか!

 

 

急に緊張MAX。本番は極度の緊張で倒れそうでしたが、なんとか(間違えながらも)吹き切りました。

 

 

 

でもあとからまたいろいろ考えました。

 

 

アンサンブルって、一人一人の役割と責任があり、それが調和することでいい音楽を生み出す。

 

 

これって仕事も同じじゃないですか?

 

 

特に薬局のように少ない人数で仕事をするところって、アンサンブルと同じではないでしょうか。

 

 

サックスは人の声と同じように、一人一人音が違います。

 

 

例えば僕の楽器を違う人が吹いても、同じ音は出ないのです。

 

 

仕事もアンサンブルも、一人一人が自分の役割に責任を持って、
しっかり切磋琢磨し、お互いに刺激を与えつつ、調和する。

 

 

そうすることで、そのメンバーだからこそできる、新たな価値が生まれるのだと思います。

 

 

ごまかしはできない。

 

 

でも、未熟であっても一生懸命、誠意を持ってやれば、気持ちは伝わります。

 

 

そして、みんなで成長する。

 

 

そんなサックスアンサンブルと薬局アンサンブル、がんばっていこうと思います。

 

 

毎月、第2月曜日の夜、福岡市中央区大名にある「ワンドロップ」というミュージックバーで、
20時30分頃と21時30分頃の2セット、Ensemble-Kが演奏しています。ミュージックチャージは無料。

 

 

とても素敵なお店です。

 

 

僕も都合が合う日は参加させてもらおうと思っています。

 

 

 

 

さて、これを書いている今日は久しぶりに何もない日曜日。

 

 

暑さのためか早朝に目が覚めたので、コソっと家を出て、歩く。

 

 

近くに大きな川があって歩く道も整ってあるのですが、
人が多いのが苦手なので、小さい川の方によく行きます。

 

 

 

 

 

なぜだろうか、人が多いところではしない挨拶も、
人が少ないところではすれ違いに「おはようございます」ってお互いに挨拶をします。

 

 

今日は先日亡くなったフジコ・ヘミングさんのピアノを聴きながら歩きました。

 

 

川辺に、わんと飛び出した紫陽花を発見。

 

 

 

それを見に反対側に行くと、今度は猫がチラチラと後ろを振り返りながら歩いている。

 

 

 

視線の先には僕しかいなかったので、
猫の恩返しかと思って(何も恩をきせた覚えはないのですが)、ついて行く。

 

 

行き先はある民家。

 

 

そこに何かあるのだろうか。

 

 

僕は小説好きなので、「村上春樹さんの小説なら、その家に入っていくだろうな」と思いつつも、
ちゃんと理性が働いて、猫と別れて帰路につきました。

 

 

 

勢島 英

 

セジマ調剤薬局では、医療や薬局、介護の変わりゆく時代をたくましく、
ともに乗り越えていける仲間を募集しています。

医療も、介護も、そして今元気な方々の未来も、私たちが支えていきたい。
そんな思いを持つ薬剤師さん、「やさしい薬局」で働きませんか?

 

アットホームな雰囲気で、長く働ける職場です。

スタッフの8割が5年以上、5割が10年以上勤務しています。

 

 

勤務地は何れも通勤に便利。経験と人柄に合わせて無理のない勤務地をご提案いたします。
詳細は「店舗情報」をご覧ください。

 

★2024年6月現在、福岡市内店舗にて正社員1名、パートさん1名
小郡市店舗にて正社員1名、パートさん1名、それぞれ募集しています

★その他、ライフスタイルに合った働き方のご相談にも対応いたします

※正社員の場合、160時間/4週シフト制、日祝お休み
※パートの場合、週2-3日業務終了までまたは土曜日勤務できる方歓迎、日祝お休み
※即日勤務可

 

#セジマ調剤薬局薬院
#セジマ調剤薬局天神
#やさしい薬局長尾店
#調剤薬局ウエル

詳細は採用担当セジマ調剤薬局薬院 田頭(デンドウ)まで。
ぜひ、直接、お気軽にご連絡くださいませ。
092-762-2130 または info@sejimapharmacy.co.jp

・当局はオンライン資格確認システムを通じて患者様の診療情報、薬剤情報等を取得し、
調剤、服薬指導等を行う際に当該情報を閲覧し、活用しています。

・マイナンバーカードの健康保険証利用を促進し、
医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。

・電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用し、医療DXに係る取組を実施しています。

マイナンバーDX加算

2024年5月14日、「第5回宝台健康アカデミー」を開催いたしました!

 

 

昨年から開始したこの企画ですが、宝台団地の皆様のフレイルの早期発見、
健康寿命の増進を目的に、
UR都市機構様、オリーブ薬局様、福岡大学薬学部様、やさしい薬局長尾店で始めました。

 

 

オリーブ薬局様とやさしい薬局長尾店は健康サポート薬局の認定を受けており、
その2薬局で協力して、地域の声を聞きながら、薬局ができる地域貢献を探していこうと活動中です。

 

 

今後はこの地域の他の薬局や、他の職種の方々とも一緒にやっていけたらと思っています。

 

 

今年度から回数を4回⇒6回に増やし、担当制にしました。

 

 

今回は、やさしい薬局長尾店と福岡大学薬学部様で担当しました。

 

 

  • 2023年のまとめを福岡大学薬学部 地域医療薬学教室 冨永 宏治准教授より
    話していただきました。
  • 健康食品・サプリメントについて、最近の紅麹問題も含めて、
    やさしい薬局長尾店 勢島英より話をしました。
  • 各健康チェック(身長、体重、もの忘れチェック、血圧測定、フレイルチェック、AGEs測定など)を
    福岡大学薬学部の教員の方々、学生さんたちと一緒に行いました。
  • その中で、薬剤師、管理栄養士による個別相談を実施しました。

 

 

 

今回から「宝台健康アカデミーファイル」を作成し、参加者にお配りしました!

 

 

 

配布資料や自身の健康チェック結果をファイルに綴じていただき、
自宅で見返したり、今後の健康チェックと比較していただいたりするためです。

 

 

さらに、UR都市機構の担当者様がポイントカードを作成してくれました!

 

 

ポイントがたまると何かいいことがあるかも!?

 

 

こうやって、少しでも多くの方が外に出て、地域の方、我々医療従事者、学生さんたちとふれあい、
会話をし、笑っていただけることが、健康にもつながると思っています。

 

 

そして、この活動を研究データとして発表することで、宝台団地の皆様だけではなく、
他の地域の方々のお役にも立てれば幸いです。

 

代表取締役 勢島 英

日も長くなってきて、桜の木にも小さなつぼみが見えるようになってきました。
朝晩はまだ気温が下がりますが、昼間は暖かい日が増えました。

 

春は“肝”の働きが活発になります。
“肝”は栄養分の代謝や貯蔵、解毒を担っています。
冬眠から目覚める動物や植物のように、人の体も冬の間にためこんだ老廃物を、
春を迎えるとともに外に出そうとします。
“瘀血(血がドロドロしている状態)”があると、高血圧やアレルギー症状などが起きやすくなります。
“気(生命エネルギー)”、“血(栄養分)”をのびやかに全身に回せるよう、
滞りのない状態にしておくことが大切です。

 

 

“気”をめぐらせる → 柑橘系、紫蘇、などの香りのよい野菜

“血”の循環を良くする → 黒豆、黒ゴマ、黒砂糖、納豆、カカオ、栗、オクラ、菊花、クレソン、
セロリ、玉ねぎ、青梗菜、ナス、菜の花、ニラ、パセリ、ふき、三つ葉、レタス、レンコン、ベリー類、
いわし、うなぎ、鮭、鯖、ししゃも、牛肉、柑橘類

 

 

 

“肝”の“気”は上へ上へと向かっていくので、
“肝”が働きすぎているときは頭痛、のぼせ、めまい、精神不安、鼻づまり、のどの痛みなど
上半身に症状があらわれやすくなります。
そんなときは“肝”の高ぶりを抑えるものを摂るといいでしょう。

 

 

 

“肝”を抑える → 菊花、クレソン、せり、セロリ、トマト、ピーマン、穴子

 

 

 

ストレスに弱いので、年度の変わる慌ただしいときや新しい環境に身を置いたときなどに傷みやすくなります。
“肝”を助けるものを摂りましょう。
また、“肝”が疲れると“脾(消化を担う)”も疲れてしまうので、
“脾”を助ける食べものも摂りましょう。

 

 

 

“肝”を助ける → ナッツ類、枝豆、キクラゲ、シメジ、人参、ホウレンソウ、
レタス、プルーン、シジミ・アサリなどの魚介類、肉類、卵

 

 

“脾”を助ける → 穀類、いも類、豆類、野菜類、オレンジ、りんご、
イワシ、スズキ、タイ、ブリ、牛肉、鴨肉、卵

 

 

 

暖冬ではありましたが、やはり春の陽気は別物ですね。
花粉症のある身としては全力で楽しめないのが残念ですが・・・。
明るい陽射しに、色とりどりの花が咲き始めます。とても楽しみです。

薬膳アドバイザー 勢島智子

私が好きな本&映画に「冷静と情熱のあいだ」というものがある。

1999年に辻仁成さんが男性目線からの「Blu」、

江國香織さんが女性目線からの「Rosso」を書いた小説。

男女2人の関係をそれぞれの目線から書いた画期的な作品で、2001年には映画化された。

 

 

私は「Blu」と「Rosso」が交互に入っている「愛蔵版」を持っている。

 

 

映画がまた、良い。

竹野内豊さんの演技も素晴らしかったし、

なにより、フィレンツェの映像、そして音楽が素晴らしかった。

あまりにも素敵な音楽だったため、親友の結婚式で友人がピアノ、私がサックスで、

この「冷静と情熱のあいだ」の曲を演奏した。

たぶん、参列していた多くの方は何の曲かわからなかったと思うのだけれど。

 

 

 

昨年だったか、ピアノの楽譜を見つけたので今練習中。

ほんとは弦楽四重奏、またはオーケストラの曲なんですけどね。

この映画を観たことのない方にもこの曲の良さを伝えられるか。それもピアノで。

それが今年の私の目標の一つである。

この「冷静と情熱のあいだ」の音楽について、誰とも共感したことがないので、ぜひいつかどなたかとじっくり話したい。

 

 

本を読めば、また映画をみれば、“冷静”と“情熱”のあいだという難しい感情を描き、

これが見事な題名だということがわかる。

 

 

 

 

 

さて、私の好きな研究者、福岡伸一さんの本に「生物と無生物のあいだ」というベストセラーがある。

ウイルスは、生物なのか、無生物なのか。

“生物”の定義はなんなのか。

 

 

ウイルスは、宿主がいないと生きていけない。

新型コロナウイルスも、みんな「コロナ、コロナ」としか言わないが、

「コロナウイルス」自体は今までもずーっと昔から存在しており、

その新しい変異株なので「新型コロナウイルス」と呼ぶ。

だから私はあえて「新コロ」と言っているが、周りにはなぜか全然浸透しない。

 

 

まだまだ感染力は強く、辛い思いをされている方も多いが、

最初の頃と比べれば、少し“弱く”(というと語弊があるが)なっているとは思う。

 

 

もちろんヒトが感染対策をしてきた、というのもあるだろうが、

ウイルス自体も宿主がいなくなったら困るのだ。

 

 

だからウイルス的には“弱く、広く”寄生したい。

 

 

でも、いったい何がそうさせるのだろう?

 

 

ウイルスの遺伝子?

 

 

多くのウイルスが私たちの体の中にもいて、ウイルスがいないと私たちヒトも生きていけないそうだ。

 

 

とはいえ、新型コロナウイルスや毎年形を変えるインフルエンザウイルスはやはり脅威である。

 

 

2023年のノーベル生理学・医学賞を受賞したカリコ博士の発明である「mRNAワクチン」のおかげで、

多くの人が救われた。

 

ワクチンが嫌いな方もいらっしゃるとは思うが、とにかくすごい発明であることには間違いない。

 

 

科学に“遺伝”はあるのか?

 

 

山中伸弥博士も、「新型コロナのワクチンは、わずか一年足らずで開発されました。

でも、それまでの長い歴史があったことを忘れてはいけません。それが科学なのです。」

とおっしゃっている。

 

 

そういう意味では、科学の“遺伝”であり、“環境”であり、

「遺伝と環境のあいだ」で新しい発見が生まれてくるのではないかと思う。

 

 

カリコ博士はこう言っている。

 

 

「実験をしても、思い通りにいかないことが多い。

科学の世界では失敗したときに対処する力を身に付けるのが重要だ」

 

 

これからの子どもたちに、ぜひ聞かせたい言葉だ。もちろん自分たちにも。

 

 

昨年、息子が修学旅行で奈良&京都へ行った。

 

 

出発前日、私は帰りが遅く、また当日の朝も早かったため、息子にメモを残した。

 

 

「先生やタクシーの運転手さん、バスの運転手さん、旅館の人、お店の人、大仏、鹿など、

いろんな方にお礼を必ず言いましょう♪ 楽しんでね!」

 

 

すると、実は私の母も、手紙をくれていたことが判明。

 

 

「初冬の京都奈良! 福岡とは違った空気を感じることでしょう。

旅先の方々(ホテル・タクシー)へのあいさつ、ありがとうの感謝の気持ちを忘れず、

仲間と一緒に仲良く楽しくいい思い出をつくってください。元気で!」

 

 

あまりにも似たことを書いていたため、妻が笑っていた。「遺伝やね~」と。

 

 

これも“遺伝”なのか、それとも育ってきた“環境”なのか。

 

 

まあ私の方が、「大仏、鹿への感謝」を入れている分、母より優れているとは思うのだが

(字は明らかに母の方が綺麗であったが)、

これも「遺伝と環境のあいだ」の面白さだと改めて思った次第である。

 

 

 

勢島 英

 

 

 

 

 

 

 

やさしい薬局グループは下記の通り年末年始のお休みをいただきます。

セジマ調剤薬局薬院  12月30日〜1月3日 ※12月29日は17時まで営業
セジマ調剤薬局天神  12月29日~1月3日 ※12月28日は18時半まで営業
やさしい薬局長尾店  12月29日~1月3日
調剤薬局ウエル    12月29日~1月3日

お休み中の体調変化やご心配事などございましたら、
かかりつけ薬局の緊急連絡先までお電話ください。

2023年11月21日、第3回宝台健康アカデミーを実施しました。

 

 

今回は、福岡大学薬学部の小野和彦先生と、管理栄養士である私から

 

「今日から実践!体が“コゲない”食べ方のコツ!」

 

という題でお話させていただきました。

 

 

AGEs(終末糖化産物)という言葉をご存じでしょうか?

 

AGEsとは、
たんぱく質と糖が熱によって結びつく糖化反応によって生成される老化促進物質の一つです。

 

糖化反応というとあまりピンとこないかもしれませんが、

 

トーストした食パンや、こんがり焼けたホットケーキ、
唐揚げなどイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

 

熱を加え、こんがりときつね色になるのが糖化反応によるものです。

 

食べ物における糖化反応というのは、料理を美味しくしてくれ、メリットも多い反応でもあるのですが、

 

これと同じことが私たちの体で起こると、そうはいきません。

 

体の中の余分な糖が原因となりAGEsが作り出されると、
肌や髪、骨、血管など全身の老化を促進させ様々な疾患の原因になってしまうのです。

 

 

 

今回の健康アカデミーでは、これまでの健康チェックに加え、
指先で測るAGEs測定も皆様にやっていただきました。

 

 

私、管理栄養士からは、AGEsを溜めない食事についてお話させていただきました。

 

 

AGEsを多く含むものを摂りすぎないようにする、いうことも大事なのですが、

 

 

血糖値というのもポイントになりますので、

 

 

血糖値を急上昇させない食べ方などについてもお話しました。

 

 

 

 

AGEs測定では、素晴らしい結果が出た方もおられ、

 

 

思わず、「元気の秘訣をぜひ教えてください!」とお声掛けしてしまいました。

 

 

管理栄養士として、アドバイスさせていただく立場ではありますが、

 

 

皆様から教えていただくことも本当に多いです。

 

 

食事のことに限らず、皆様と顔を合わせて色々なお話ができること、

 

私にとっても楽しい時間になっています。

 

 

そういえば、栄養士があんなこと言ってたな、と少しでも思い出していただければなによりです。

 

 

今回もオリーブ薬局の皆様、UR都市機構の皆様、福岡大学の先生方と一緒に楽しく実施できました。

 

 

 

そして、福岡大学薬学部の学生さんたちも手伝いにきてくれて、本当に感謝しています!

 

管理栄養士 園木


今年も暖かい冬で始まりましたが、徐々に気温も下がってくるようです。
例年より早い時期から、インフルエンザなどの感染症が流行しています。
いつもの手洗いうがいを心がけて、元気に過ごしたいものです。

 

 

冬は“腎”の働きが活発になります。
“腎”は水分代謝に関わっています。
“腎”が弱ってくると、頻尿、尿もれ、膀胱炎、むくみ、手足の冷え、
皮膚の乾燥・かゆみ、などが起こります。

 

 

また“腎”は、成長・発育・老化などに関わるエネルギーを蓄えていて、
各臓器に送り出す役割もしています。
腰痛、難聴、耳鳴り、白髪、抜け毛、物忘れ、などの症状に気を付けましょう。
寒さが“腎”を弱めてしまうので、
食べるものは体を温めるものや血流を良くするものを摂るといいでしょう。

 

 

体を温めるもの → 穀類、いも類、豆類、野菜類、魚介類、肉類

 

血をめぐらせて血流を良くするもの → クランベリー、ブルーベリー、プルーン、
                   玉ねぎ、ピーマン、かんきつ類、カジキマグロ、鮭

 

“腎”を助けるもの → 黒米、栗、黒ゴマ、枝豆、カリフラワー、キャベツ、ごぼう、
          どんこ、ブロッコリー、マッシュルーム、プルーン、ブルーベリー、
          うなぎ、えび、すずき、ししゃも、鯛、かつお、鶏肉、豚肉

 

 

 

クリスマスにはチキンやケーキ、大みそかにはお蕎麦、お正月にはおせちやお雑煮など、
行事やそれぞれの家の特別な食事も、この時期の楽しみのひとつです。
暴飲暴食には気を付けて、体の調子が傾いてると感じたらちょっと立て直して、過ごせるといいですね。

 

薬膳アドバイザー 勢島智子

セジマ薬局 ページの先頭に戻る