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福岡・小郡のやさしい調剤薬局

この方をご存じですか?

 

 

ニューヨーク在住のジャズピアニスト、海野 雅威(うんの ただたか)さん。

 

 

メディアでも取り上げられましたが、2020年9月、ニューヨークで活動していた海野さんは、コロナ過のアジアンヘイトクライムで、ニューヨークの地下鉄駅で暴行を受け、右肩を骨折。

 

 

この傷ではピアニストとして復帰できないのではないかと言われていました。

 

 

しかし身体的にも精神的にも大きな困難を乗り越え、復活。

 

 

2022年3月についにアルバムをリリースされたのです。

 

 

 

『get my mojo back』

 

 

“mojo”というのはアメリカのスラングで、
神秘的な力とか生命力とか本来の能力とかを意味するそうです。

 

 

 

『自分を取り戻せ』

 

 

 

ある記事のインタビューで海野さんは、「そういうニュアンスもあるけど、自分のことだけではなく、このパンデミックによる閉塞感や不安定な世界情勢のなかで、今こそ一人一人が力を貯めて乗り切っていこうという気持ちも込めている」と言っていました。

 

 

歳は41歳。  同世代じゃないか~!

 

 

悲しいアジアンヘイトクライムでしたが、彼の心を助けたのもまたいろんな国のいろんな人種のミュージシャンたちであり、世界中のファンだった。

 

 

ホームページを見てもらったらわかりますが、そんな酷い目にあったにも関わらず、とてもやさしい表情をされています。

 

 

CDを購入しました。

 

 

やさしく、美しいピアノです。

 

 

海野さんのリーダーアルバムですが、サックスやトランペットなどのホーンセクションを前に出し、海野さんはそのバックでやさしく見守り音を楽しんでいる感じ。

 

 

ホームページやYouTubeでも一部レコーディングの光景が見れるので、よかったら見てみてください。

 

 

 

『get my mojo back』

 

 

 

確かにメッセージは受け取りました。

 

 

 

 

私たちはまだまだやれる。

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症の早い収束、そして世界平和を願って。

 

 

 

 

やさしい薬局 勢島 英

 

やさしい薬局グループでは、他の保険薬局と連携し、
災害や新興感染症発生時における対応として以下の体制を整備しています。

①医薬品の供給・地域の衛生管理に係る対応等を行う体制の確保

現在、下記2店舗が新型コロナウイルス感染症治療薬「ラゲブリオ®カプセル」対応薬局として
登録されています。

・セジマ調剤薬局薬院

・やさしい薬局長尾店

 

②行政機関や地域の医療機関、関連団体などと適切に連携するため、
災害や新興感染症発生時の対応に係る地域の協議会又は研修会などに積極的に参加します。

 

③都道府県などから医薬品の供給などについて協力の要請があった場合には、地域の関係機関と連携し、
必要な対応を行っていきます。

 

 

福岡の小学校の卒業式が終わりました。

 

 

私たちの薬局スタッフの子では、我が家の息子も含め4名が小学校卒業、1名が保育園を卒園。

 

 

成長して嬉しいような、少し寂しいような、時間の流れが速く感じるような、
いろんな感情が湧いてきます。

 

 

私が大好きな本の一つに『河合隼雄の幸福論』という本があります。

 

この本の中に、

 

 

「親が子どもの幸福を勝手に作り出し、それを子どもが幸福だと信じることで、
自分が安心したがっているのではないか、考える必要がある」

 

 

そして、

 

 

 

「子どもの幸福の一番大切なことは、子ども自身がそれを獲得するものだ、ということである。
とは言っても、それを「見守る」ことは、何やかやと子どものためにおせっかい焼きをするよりも、
はるかに心のエネルギーのいるものである。」

 

 

とあります。

 

 

私もつい勉強や行動に対して口酸っぱく言ってしまいますが、
それは子どもたちが自分たちの、
親の思い通りに動かないことに対しての苛立ちをぶつけているだけだと反省することも多々あります。

 

 

いつだったか、
息子が小学校で習った新川和江さんの詩「わたしを束ねないで」を読んでくれたことがあります。

 

 

河合隼雄さんもこの本の中でその詩を取り上げています。

 

 

わたしを止めないで

標本箱の昆虫のように

高原からきた絵葉書のように

止めないでください

わたしは羽ばたき

こやみなく空のひろさをかいさぐっている

目には見えないつばさの音

 

 

「優等生」とか、ある種の「勲章」とかも、その人にピン止めをしているのではないか。

 

 

その時は美しく見えても、それがその人の自由や行動を制限するものになっていないか。

 

 

河合隼雄さんはそう危惧していました。

 

 

大人になればなるほど、人はいろんなものに「束ね」られます。

 

 

だから、せめて子どものときにはできるだけ「ピン止め」せずに、自分の世界に没頭し、
それを広げてもらいたいと思います。

 

 

 

 

偶然なのですが、
このウクライナ戦争が始まる少し前からロシアの作家トルストイの『戦争と平和』を読んでいました。

 

 

 

 

この本は、ナポレオン率いるフランス軍がロシアに侵攻してきたところが市民目線で書かれています。

 

 

最初は普通の小説のようでしたが、
4巻から急にトルストイの解説が入ってきます(光文社古典新訳文庫)。

 

 

戦争はこの世で一番忌まわしい事業だ。戦争をゲームにしないことだ。
戦争の目的は殺人だ。
ボロジノの会戦でナポレオンは誰にも鉄砲一つ撃ってはおらず、誰一人殺していない。
すべては兵士たちが手を下したのだ。

 

 

ドラマ『ミステリと言う勿れ』でも、バスジャック犯が、
「逃げた奴のせいで他の奴が死ぬことになる」と言ったことに対し、整君が言いました。

 

 

「責任転嫁しないでください。手を下したのはあなたです。」

 

 

兵士は上の命令だから殺すのか。自分が殺そうと思って殺すのか。

 

 

どちらにせよ、殺したのはその人であり、その苦悩はその人にしかわからない。

 

 

殺された人の家族や友人の本当の苦しみも、その人たちにしかわからない。

 

 

指示を出しているだけの人にはわからないのです。

 

 

トルストイは戦争を通して、人々の苦しみや愛について書いています。

 

 

ロシア軍の総司令官クトゥーゾフ将軍は、
フランス軍が撤退するときに追い打ちをかけてナポレオンを捕えなかったことから、
ナポレオンにビビったとか、ナポレオンと密約をしていたんじゃないかとか
後世の歴史家からもいろいろ言われたようです。

 

 

でもクトゥーゾフ将軍は国民の感情を知っていた。国民が何を望んでいるのか。

 

 

だから人間を殺し滅ぼすのではなく、救い憐れむことに最後まで力を傾注した。

 

 

新型コロナウイルス感染症や地震などの自然災害は何の慈悲もなく人の命を奪いますが、
戦争だけは人が防げるもの。

 

 

どうせいつかは太陽も地球も無くなるのだから(何億年後かもしれませんが)、
それまでみんなで仲良くできないものか、
というのは平和な日本に住んでいる自分のエゴでしょうか。

 

 

坂本龍一さんの「Merry Christmas Mr.Lawrence(戦場のメリークリスマス)」をピアノで練習して、
昨年12月の発表会(コロナ過でビデオ撮影会でしたが)で弾きました。

 

 

クリスマスシーズンの雰囲気は好きですし、
子どもたちがプレゼントをもらって喜ぶ顔を見るのはなにものにも変えられない喜びではありますが、
その一方、新型コロナウイルス感染症だったり、戦争だったり、飢餓だったりと、
困難な状況と闘っている人たちがいることを忘れないためにも、
自己満足ではありますが、これからも指が動く限り、この曲を弾き続けようと思っています。

 

 

ありきたりな言葉ではありますが、世界が平和になりますように。

 

 

世界の子どもたちがつばさを広げて自由に羽ばたけますように。

 

 

卒業おめでとう。

 

勢島 英

まだ寒い日もありますが、日差しの明るい日も増えてきました。花粉症の我が家ですが、マスク生活のおかげか、まだ症状が軽くすごせています。

 

春は“肝”の働きが活発になります。“肝”は血液の貯蔵と解毒、“気・血・水(体を構成する基本物質)”をスムーズにめぐらせる、という働きをしています。春の陽気にさそわれて活発になりますが、冬の間にためこんだ老廃物を出すため、必死に働くようになります。そして疲れてくると、“肝”にとどまるはずの血液がおさまらず、春の陽気と一緒に上へ上へとあがっていってしまいます。

 

 

頭痛、顔面紅潮、目の充血、のぼせ、いらいら、怒りっぽい、うつ状態、不眠など、体の上部に症状があらわれます。こんなときは、“肝”の解毒作用を助ける食べものをとりましょう。

 

 

 

“血”をなめらかにする → 黒米、黒砂糖、黒豆、納豆、カカオ、菊花、クレソン、セロリ、玉ネギ、青梗菜、菜の花、ニラ、パセリ、レタス、れんこん、クランベリー、ブルーベリー、プルーン、いわし、うなぎ、鮭、サバ、サンマ、ししゃも、牛肉、甘酒、グレープフルーツ

 

 

上がりすぎた“肝”を元に戻す → クレソン、せり、セロリ、トマト、ピーマン、あなご

 

 

春野菜の、菜の花・ふきのとう・たけのこ・たらの芽などは苦味が特徴です。この苦味には“気(体をめぐるエネルギー)”や血液の高ぶりを抑える働きがあります。ただしとりすぎると体を冷やしてしまうので、冷えやすい人は控えめにしておくといいです。

 

頭がクラクラする、目がかすむ、体が冷える、元気が出ない、という人は、必要なところに“血”がめぐっていないかもしれません。“気”をめぐらせるものも“肝”の働きを助けてくれます。香りのよいものもあるので、それも一緒に楽しめます。

 

 

“血”を補う → 黒豆、ナッツ類、ごま、枝豆、キクラゲ、しめじ、どんこ、人参、パセリ、ほうれんそう、よもぎ、レタス、プルーン、いちご、アサリ、あなご、イカ、いわし、うなぎ、かつお、鮭、鯖、ししゃも、しじみ、すずき、タコ、たら、ひじき、ブリ、マグロ、牛肉、鴨肉、豚肉、レバー、卵

 

 

“気”をめぐりやすくする → 玉ネギ、ピーマン、きんかん、グレープフルーツ、ネーブル、みかん、ゆず、マグロ、鮭、ジャスミン

 

 

春は暖かくなり、植物がのびやかに成長する時期です。新生活や新学期、とちょっと緊張する場面もありますが、自然と同じようにゆったりのんびりすごせるよう心がけるといいでしょう。

 

今日はひなまつり。素敵なお花を娘に。

 

薬膳アドバイザー 勢島智子

 

2022.01.11 /

新年が明けました。寒い日が続きますが、皆さま体調を崩していないでしょうか。

 

 

初夢、という言葉があります。

 

 

今年の初夢は覚えていますか?

 

 

私の初夢は、「エコバックを大量に買って、用途によって使い分ける」という夢を見ました(笑)

 

 

普段エコバックはたいてい一つしか持ち歩いておらず、それすらも出し忘れる場合がある私が、
なぜそんな夢を見るのか?と逆に面白くも思います。

 

 

通常私は毎日毎日、仕事の夢しか見ません。

 

 

薬が足りない夢とか、何か知らない薬が出てくる夢とか。

 

 

夜中にガバッと起きて、夢に出てきた知らない薬をすぐに調べたこともあります。

 

 

これは、悪夢、でしょうか(笑)

 

 

副作用に“悪夢”という記載がある薬も実際にあります。

 

 

患者様からも「これを飲みだすと悪夢を見るようになった」と言われることがあります。

 

 

そんなとき、「あなたの悪夢ってどんな内容ですか?」と深く聞いてみたいのですが、
なかなかそこは突っ込んで聞きにくい部分ではあります。

 

 

夢というのは、
「睡眠中にその日の記憶の整理を行っている脳の状態である」とある本に書いてありました。

 

 

それなら、ほとんど仕事に脳を使っている毎日で仕事の夢を見るというのは
理にかなっているといえます。

 

 

ただ不思議なことに、私は仕事始めの1月4日の明け方に見た夢が、仕事の夢だったのです。

 

 

明日から仕事、と少しは思っていましたが、日中は子どもたちと遊んだり、
好きな本を読んだり、ピアノを弾いたり、ほとんど仕事のことは考えていませんでした。

 

 

脳がその日の記憶の整理だというのなら、もっと違う夢を見てもいいのでは?

 

 

なのに、仕事が始まってないのに仕事の夢を見た。

 

 

もう私の脳は一足先に仕事モードに入っていたのでしょうか。

 

 

夢は誰でも3~5個くらい睡眠時に見ているらしく、
最後の、とくに眠りの浅いレム睡眠時に見た夢を覚えていることが多いそうです。

 

 

そうなると、今度は「夢の不思議」が気になって、
本棚から私が大好きな河合隼雄さんと谷川俊太郎さんが対談した本
「魂にメスはいらない」
を引っ張り出し、夢について書かれたところを読んでみました。

 

 

河合隼雄さんは心理カウンセラーですので、夢についても治療に使うことがあったそうです。

 

 

一方、谷川俊太郎さんは詩人。夢に関しては、谷川さんはいつもあまり覚えていないそうですが、
他の作家さんでは夢で原稿料を稼いでいる人がけっこういます、なんておっしゃっています。

 

 

この世で生きていく上で、自我というのは非常に大事。夢にはそれと違う次元のものが出てくる。それに注意を払おうとしたって、次元が違って自我意識に取り入れにくいものだから、忘却して当たり前。分析を始めると夢を見るようになるというか、覚えるようになる。みんな夢は見ているんですよ。”

                     「魂にメスはいらない」より一部抜粋、改変

 

 

なるほど、わかったような、わからないような。

 

 

 

自分でも悪夢は見たくないし、患者様にも副作用で悪夢なんて見て欲しくないので、
なにか「悪夢のメカニズム」や「悪夢を見なくてすむ方法」とかわかればいいと思って
インターネットで調べると、専門家がいろいろ書いていらっしゃるのでよかったら見てみてください。

 

 

とにかく、睡眠時の夢よりも、目標としての夢を今年はもっと考えようと思います。

 

 

世界中の新型コロナウイルス感染症が今年は終息に向かってくれますように。

 

 

勢島 英

 

 

 

 

やさしい薬局グループは下記の通り年末年始のお休みをいただいております。

セジマ調剤薬局薬院  12月30日〜1月3日
セジマ調剤薬局天神  12月30日~1月3日 ※12月29日は18時半まで営業
やさしい薬局長尾店  12月30日~1月3日 ※12月29日13時まで営業
調剤薬局ウエル    12月30日~1月3日

お休み中の体調変化やご心配事などございましたら、
かかりつけ薬局の緊急連絡先までお電話ください。

12月に入り、寒さが次第に厳しくなってきました。

寒くなると動物が冬眠に入るように、人も体を休めて春を迎える準備をします。“蔵”という文字で表現されるように、内にエネルギーをためる季節です。忙しい日々には無理がありますが、夜早く寝て朝遅く起きるという生活が理想といわれています。

この時期には、“腎”の働きが活発になるといわれています。“腎”は水分の代謝、そして臓器のエネルギー源をたくわえて成長や寿命に関わっています。

 

“腎”を助ける → 黒米、栗、黒ごま、カリフラワー、キャベツ、ゴボウ、どんこ、ブロッコリー、マッシュルーム、ブルーベリー、エビ、ししゃも、スズキ、鯛、鰹、鶏肉、豚肉

 

水分代謝を助ける → 玄米、はと麦、小豆、黒豆、カカオ、落花生、冬瓜、白菜、海苔、わかめ、鴨肉、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーヒー、緑茶

 

 

 

“鹹(しおからい)”味も“腎”を助ける働きをもっています。筋肉の凝りをほぐす、しこりを小さくする、また便秘を解消するという効果があります。ただし摂りすぎには気をつけましょう。

 

“鹹”味の食材 → 塩、味噌、醤油、わかめ、昆布、ひじき、あさり、しじみ、いわし、海苔、めざし、ちりめんじゃこ

 

 

 

寒さで体が冷えると、高血圧、頭痛、頻尿、むくみ、膀胱炎、下痢、関節痛、冷え性などの症状がでてきます。体を温め、循環をよくする食材を摂りましょう。

 

体を温める → 穀類、れんこん・大根などの根菜類、ニラ、ネギ、生姜、唐辛子、山椒、肉類、魚介類、

 

“気”を巡らせて血流を良くする → そば、らっきょう、チンゲンサイ、玉葱、くわい、きんかん、みかん、ゆず、マグロ、鮭、ジャスミン、酢、酒

 

“血”を補う → 黒豆、ナッツ類、にんじん、ほうれんそう、レタス、プルーン、魚介類、牛肉、鴨肉、豚肉、卵

 

 

 

これから、お鍋やおでん、年末年始のおそばやおせち、お雑煮など、季節ならではのごはんを食べる機会もあります。おいしいものを食べて、寒い冬を元気に楽しみましょう。

 

薬膳アドバイザー 勢島智子

朝晩が寒くなりましたね。

皆様、体調はいかがでしょうか。

私はこのお菓子が、「夏」から「秋」に変わった時に「ああ、もう秋か」と感じましたが、

それからまだまだ暑い日が続き、やっとやっと寒くなってきたなと今、物思いにふけっています。

 

 

新型コロナウイルス感染症が発見されてから、もう2年が経とうとしています。

マスクには慣れましたか? 生活は? 仕事は?

日本ではだいぶ感染者は減っていますが、まだまだ油断できませんね。

 

 

さて、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、いろいろなことが変わりました。

 

 

今回は、私にとっての「変わるもの」「変わらないもの」を書こうと思います。

 

 

少し前の話ですが「レゴフレンズ」というアニメが民放で再び始まり、娘と見ました。

見てビックリ。登場人物は同じなのですが以前の絵ではなくキャラクターの顔、声も違う。

以前のレゴフレンズが好きだったので、娘もちょっとがっくり。

でも、しばらく見続ければ慣れるでしょうか。

 

 

我々もドラえもんの声が変わった時はショックだったけど、今はすっかり慣れましたよね?

(水田わさびさんに代わってもう15年以上経っている!)

えっ?慣れてない?

 

 

「バットマン」もクリストファー・ノーラン三部作のクリスチャン・ベールのバットマンがサイコー!

と思っていましたが、ベン・アフレックのマッチョなバットマンを見ると、これはこれでイイネ!と思う。

 

今度新しいバットマンがまた映画でありますが、それはそれで受け入れられる気がします。

 

 

その一方、未だに受け入れられないものもあります。

 

 

「トリック」という大好きだったドラマシリーズがあります。

阿部寛さん、仲間由紀恵さんが主演で、監督は堤幸彦さん。

最高に面白く、スペシャルドラマ化、映画化もされました。

そのエンディングテーマは鬼束ちひろさんが歌っていました。

トリックの世界観と歌声がマッチし、最高の組み合わせ。

鬼束ちひろさんを世に知らしめた「月光」。

そして、ドラマ2シーズン目では「流星群」、

3シーズン目では「私とワルツを」。

どれも素晴らしい音楽。

 

と、思っていたら、ドラマの新作スペシャルでは歌手が変わったのです。

新作スペシャル1、2、3、すべて違う歌手。

その方々もちろん素晴らしい歌で良かったのですが、

やっぱりトリックは鬼束ちひろさんでいて欲しかった!いろんな事情があったのでしょうが。

これはDVDを見返した時も、未だに受け入れられません。

(でも完結編の映画では、また鬼束ちひろさんに戻ったので感動!)

 

 

大ヒット漫画「鬼滅の刃」のアニメの続編が始まっていますが、

「無限列車編」の歌は今までと同じく「LiSA」さん。

そして、その続編の「遊郭編」はLiSAさんではなく、「Aimer」さんだとか。

さて、それを受け入れられるか。

うちのスタッフは「Aimer」さんもとてもいいですよ!と言って喜んでいましたが。

 

 

 

思えば、007シリーズは何作か毎に主役のジェームズ・ボンドも変わり、

次は誰だろうという楽しみ方もあります。

ミッション・インポッシブルは、今もなおトム・クルーズががんばってくれていて、7作目を作製中だとか。

 

 

私としては、「変わらないもの」のほうが好きなタイプです。

 

ちょっと時間があれば、観たことのない映画を観るより、過去の映画をもう一度観るタイプ。

 

もちろん興味がそそられれば新しいものも観ますが。

 

本も好きな作家さんの本ばかり読んだり、音楽も好きなミュージシャンの音楽ばかりを聴いています。

 

でもここ数年は、できるだけ新しいものにチャレンジするようにもしています。

 

 

 

 

ダラダラと何を言いたかったのかといいますと、まずは人間の慣れ、順応性はすごいなということ。

 

この新型コロナウイルス感染症の時代、緊急事態宣言にでさえ、よくも悪くも「慣れ」が出てきていました。

 

ただ、その「慣れ」「順応性」がないと、生物は絶滅してしまう、ということもいえます。

 

いかに新しい環境に順応していくか、それで生物の進化が問われます。

 

昔のままがいい!といくら言ったって、自然環境、社会環境は変わっていくものなのです。

 

AI(人工知能)なんて嫌い!

 

ターミネーターが生まれる!なんてわめいても、技術の開発は止まらないのです。

 

 

 

中国では、デザイナー・ベイビーが誕生しました。

何かと言うと、親の望む体質にするように、受精卵の遺伝子操作をして生まれた子どもです。

さすがにこの研究者は逮捕されたようですが、

もう実際にそういう子どもが生まれる“技術は存在する”ということです。

だから、それを批判するばかりではなく、それに必死についていくのではなく、

思考を先に、先に、いかないといけない。

 

 

一方、世界でもっとも収入が多いといわれるAmazonのCEOジェフ・ベゾス氏はこう言っています。

 

 

「10年先は何が変わっているか、という質問はよく聞かれるが、10年先に何が変わってないか、はあまり聞かれない。何が変わるもので、何が変わらないのか。10年経って何が変わらないものなのかが重要だ」

 

 

薬局も医療も「変わるもの」「変わらないもの」を常に考えていなければいけません。

 

そして「変わるべきもの」「変わらずにいるべきもの」も。

 

私もそれを考えます。いつもの蕎麦屋さんでいつもの変わらない好きな蕎麦を食べながら。

 

勢島 英

 

 

つい先日、予約していた新発売のCDが届きました。

 

カーペンターズの兄、リチャード・カーペンターのピアノ・ソロアルバム「PIANO SONGBOOK」

 

カレンの素晴らしい歌声は過去の中でしか聴けませんが、

リチャードがカーペンターズの楽曲にピアノで新しい命を宿します。

とても温かく包み込まれるようなやさしい音色でした。

 

 

だんだんと気温の差が大きくなってきましたね。皆様体調は大丈夫でしょうか?

 

新型コロナウイルスは、全国で減ってきているとはいえ、まだまだ猛威を奮っています。

私たち薬局薬剤師も最善の注意を払っておりますが、見えない相手との闘い、

いつ誰が感染してもおかしくありません。

 

さらに、これから季節が移り変わり、冬に向かっていきます。

 

ただでさえ体調を崩しやすい季節、私たちも体調管理にいっそう気をつけなければなりません。

そこで、当薬局で働いてくださる薬剤師を募集しております。

 

コロナ過はまだしばらく続きます。

 

もう少し人数に余裕を持たせ、皆で助けあって、支えあって仕事ができればと思っております。

そして、未来の理想の薬局に近づくために、ぜひ力を貸してください。

 

勤務地は、福岡市もしくは小郡市です。

どこの店舗でも『やさしい薬局』として、働きやすい環境だと自負しております。

ご興味がございましたら、ぜひこちらまでご連絡ください。

セジマ調剤薬局薬院 092-762-2130 採用担当;田頭仁美(でんどうひとみ)

 

今後も、患者様にも他職種の皆様にも、職員にも『やさしい薬局』であり続けるため、

日々精進してまいります。

やさしい薬局 長尾店 勢島 英

今年の夏も一気に雨が降りました。雨とともに一時期涼しくなりましたが、まだ残暑が厳しいです。朝晩少し涼しくなった気がしますが、この昼間との気温差に体調を崩さないよう気をつけていきましょう。それと同時に、空気の乾燥も感じ始めました。肌トラブルが増えたような気がします。秋には“肺・大腸”の働きが活発になります。“肺”は呼吸を行う器官ですが、中医学では“気(生命エネルギー)”・“血(全身に栄養をおくるもの)”・“水(“血”以外の体内の水分)”の流れを調節する働きもしています。冷えて乾燥した空気は、はじめは体の表面から、次第に体の内部へと入り込んでいきます。皮膚や髪、のどのかさつきから、咳や喘息、肺炎、腸にも影響して便秘を起こしやすくなります。肺を潤すものを摂りましょう。

 

肺を潤す → 山芋、蜂蜜、アーモンド、ぎんなん、松の実、落花生、クレソン、春菊、

百合根、レンコン、イチジク、オレンジ、柿、かぼす、梨、バナナ、

みかん、りんご

 

咳を止める → 蜂蜜、水飴、湯葉、アーモンド、松の実、落花生、生姜、ニンニク、

百合根、イチジク、梅、梨、海苔

 

痰(余分な水分)を取りのぞく → 玄米、里芋、豆乳、湯葉、アーモンド、栗、落花生、

えのきだけ、かぼちゃ、春菊、生姜、大根、タマネギ

ニンニク、マッシュルーム、梅、梨、ゆず、りんご、

レモン、あおさ、あさり、昆布、ししゃも、海苔、

ハマグリ、もずく、わかめ、ウーロン茶、プーアール茶

 

便通を良くする → 蜂蜜、ひよこ豆、ナッツ類、ごま、松の実、えのきだけ、オクラ、

小松菜、ごぼう、しめじ、白菜、ほうれんそう、マッシュルーム、

レタス、アボカド、パイナップル、バナナ、はも、ヨーグルト、ごま油

 

食物には味がありますが、中医学では“五味(酸味・苦味・甘味・辛味・しおからい)”に分けられます。このうち辛味は、体を温めて余分な水分や“気”を発散させる性質があります。また、辛味には肺や大腸を活性化する働きもあります。ゾクゾクする、カゼひきかけているな、というまだ体の表面に邪気がある時には、この辛味を少量摂ることで、発散して体の中に入れるのを防ぐことができます。ただし、汗をかいて乾燥してしまうので、潤すものを同時に摂るようにしましょう。

 

“気”の巡りを良くする → ネギ、生姜、唐辛子、八角

 

今はまだ暑い日々ですが、次第に涼しくなり、冬に向かっていきます。新米に山芋、レンコン、里芋…と旬の食材には、その時期に必要な栄養が含まれています。また、寒い冬への備えにもなります。店頭に並ぶブドウや梨、栗なども、この時期でないと出会えないものばかりです。おうち時間を過ごす楽しみのひとつにするのもいいですね。

薬膳アドバイザー 勢島智子

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