住みやすい街なので当然かもしれませんが、少子化を感じさせないような、たくさんの子どもの笑顔が見られます。
お子様連れのママさん、パパさんでもゆったりと、そしてしっかりとお薬の説明を受けていただけます。
ある雨の日。
天神で傘をさし、信号を待っていると、前にいた女性が突然振り返り、私の左目の下にその女性の傘が当たりました。
1つ間違えれば目に直撃。
しかし、その女性はスタスタと行ってしまいました。
ついてないなぁ。
嫌な気持ちを抱きながら、その後、ソラリアに映画の前売り券を買いに行きました。
もう夜で終わりの時間が近いからか、映画館の店員さんは1人しかおらず、せっせとポップコーンの仕込みをしています。
「すみません、前売り券が欲しいんですけど、、、」
すると、そこの映画館の店員さんがとても感じの良い、やさしい笑顔で対応してくれました。
なんかそれだけで、さっきの嫌なことも吹き飛んでしまいました。
そうか、そうだった。
私たちの仕事の基本。
わかっているつもりでしたが、改めて大切なことを思い出させてくれた気がします。
ありがとう、店員さん。息子とゴジラを観に行きます。
勢島 英
九州北部が梅雨入りしました。この時期は“湿邪”つまり湿気が体に影響を及ぼすと言われています。体に水分停滞を引き起こすため、体が重い、手足がだるい、口が粘る、皮膚がじゅくじゅくする、お腹がすっきりしない、などの症状が起こります。
水分代謝を良くするもの → 玄米、はと麦、春雨、緑豆、カカオ、アスパラガス、キュウリ、香菜、冬瓜、トウモロコシ、なす、スイカ、すもも、マンゴー、あおさ、アサリ、昆布、わかめ、鴨肉、ウーロン茶、紅茶、ココア、珈琲、プーアール茶、緑茶
辛味で温熱性のもの(生姜、こしょう、唐辛子など)は、発汗によって水分を体から出す働きがあるので、適度に摂ってもいいでしょう。
またこの時期は“脾”(消化器系)の機能が盛んになります。“脾”の働きを助けるには、温性、甘味のものを摂るといいでしょう。ただし摂りすぎると“湿”(体の中の不要な物質)がたまりやすくなるので注意しましょう。
“脾”の働きを助けるもの → 玄米、はと麦、じゃがいも、いんげんまめ、黒豆、アーモンド、枝豆、オクラ、生姜、そら豆、トウモロコシ、なす、人参、いわし、牛肉、鴨肉、卵
冷たいものがおいしく感じる季節ですが、摂りすぎると“脾”を傷めてしまいます。夜中は“脾”が休んでしまうので、生野菜などは夜より朝に摂るようにしましょう。
スーパーに青梅が並び始めました。去年に引き続き2回目ですが、今年も梅干しを漬けてみようと思っています。梅シロップも簡単にできて、暑い夏にぴったりですよ。
薬膳アドバイザー 勢島 智子
先日、久しぶりにキャナルシティ博多に行きました。その時に川端商店街を通ったのですが、その商店街のたれ幕に、博多弁の方言が!
「いぼる」
そう、いぼる!
私がまだ小さい頃、「田んぼなどにズボボボボって足が入ったけど、そこから抜こうにもすんなりは抜けない状態」のことを「いぼる」といいました。
「はまる」ではなんか軽すぎて、この状態は「いぼる」しかないのです。たぶん。
東京に住んでいた時、大学の友人にそのことを言うとキョトンとしていました。。。
それともう一つ。
大学時代、音楽をやっていたので、「楽器を早くなおして帰ろう」とか言うと、「えっ?楽器、別に壊れてないけど?」と。
そう、「なおす」は片付けること。
これも方言!?と我ながらビックリしました。
東京の友人たちは「片す」と言っていたけど、「かたすってなに!?」って感じでした(笑)
今思えばこのカルチャーショックもいい経験。
結婚だって異文化コミュニケーション。
これからもっと外国人の方ともコミュニケーションをとっていく時代でしょうから、言葉だけではなく、文化もお互いに学び、違いを楽しみ、尊重しあい、仲良く、やさしくなれたらなぁと思います。
勢島 英
薬局の2年おきの調剤報酬改定で、今回もいろいろ変わりました。
基準調剤加算がなくなり、地域支援体制加算ができました。簡単にいうと、地域に貢献している薬局は評価しますよ、ということ。
どの業界も同じだと思いますが、これからの超高齢化時代、そして、AI時代、薬局もどんどん新しいアイデアを出すことが必要です。
我が家で使っている歯磨き粉。
もう捨てようかなぁと思ったら、妻が「まだ使えるよ」と。
ギュッ。 ちょっと出た。
ギュッ、ギュッ。また出た。
ギュッ、ギュッ、ギュ〜ッ。おっ、まだ出る!
もう出ないと思っても、ひねり出せばまだ出る、はず。
アイデアもきっと同じ。
ひねり出せ。
勢島 英
メールやLINE、ブログなどで多用されている絵文字や顔文字。無機質な画面の中の文字の羅列に、喜びや怒り、悲しみ、やさしさなどの彩りを与えてくれます。
「いいね」でも、絵文字一つでいろんな意味になる。
すごく便利で楽しくて、私も学生時代にはよく使っていました。今も、短い文で相手に気持ちを伝えたい時には便利ですね。
でも、ふと思う。
小説には絵文字は使われていないなぁ、と。
もちろん新聞や雑誌にも。いわゆる活字ですね。
小説では、絵文字を使わずに感情を表現したり、わざと曖昧にしたりしています。
改めて考えると、すごいことだなぁと思います。
同じようなことでも、作家一人一人がいろいろな表現を使う。
そして、そこに日本語の面白さを感じるのです。
グローバル社会で英語や他言語も必要だと思いますが、まずは日本語を大事にしたいものです。そして、私も絵文字を使わずともいろいろな表現ができる文章を書けるようになりたいと思います。
ところで、言葉遣いに厳しかった父や母からのメールを見ると、句読点がなかったり、漢字が変な変換をされていたり、よく意味がわからないことがあります。
親からのメールあるある?(笑)
おっと(笑)も、小説では使われませんね。
勢島 英
朝。
バスで通勤するときは、福岡都市高速から博多湾が見えます。
天気の良い日は海がとてもキレイで気持ちがよい。
毎日、海の表情が違うのです。
窓の外をぼんやりと眺めていると、鳥のつがいが飛んでいました。
大きさがだいたい同じくらいの2羽の鳥。
同じスピードで一緒に飛んでいましたが、よく見ると羽ばたきの回数が違います。
当たり前かもしれませんが、鳥も一羽一羽違うんだなと改めて感じました。
渡り鳥の中で、空気抵抗を減らすため、V字隊列で飛ぶ鳥がいることはよく知られています。冬季オリンピックの感動がよみがえります。
パシュート。
渡り鳥とは並びが違いますが、空気抵抗を減らしているところは同じ。さらに、渡り鳥も先頭の鳥が随時入れ替わっているとのこと。
仕事、家事、子育て、介護。
時には先頭を代わって、少し休息をあげるためにはどうしたらいいかなぁ。
勢島 英
3月11日(日)セジマ調剤薬局薬院で「やさしい薬局介護予防講座 みつおか式脳若トレーニング」のイベントを行いました。
今回は、みつおか式脳若トレーニングを開発された光岡社長自らの講演。
私たちも勉強させていただきました。
参加者は90代男性1名と、80代女性3名、その中に当局の社長も混じり、皆でワイワイ脳トレしました。1時間という短い時間でしたが、iPadを使ったり、昔の記憶を呼び起こす回想ゲームをしたり、あっという間に時間が経ちました。
皆さんのやさしい笑顔を見ていると、薬局もこういった機会をもっとつくっていかないと、と感じました。今後は、薬院だけではなく他の店舗でも実施していきたいと思います。
また、ウエルケア訪問看護ステーションでは、必要な患者様には訪問時に看護師や理学療法士がiPadを持参し、脳若ケアを実施しています。ぜひご活用ください。
参加してくださいました4名の皆さん、株式会社サムライトの光岡社長、本当にありがとうございました。
私事ですが、最近、ダビンチ・コードなどで有名なダン・ブラウン著「オリジン」を読み始めました。いつもそうですが、海外の翻訳本、あるいは海外を題材にしたものは、なかなか人の名前が覚えられない。私が好きなパトリシア・コーンウェルの「検死官」シリーズや、北方謙三「水滸伝」シリーズなども、名前が頭に入るまで何度前を見返したことか。
一方、私たちの薬局には、1店舗当たり1200品目以上の医薬品があり、それに加えて市販薬もあります。薬の名称は、人の名前よりも普段は使わないであろうカタカナの羅列ですが、私たち薬剤師は不思議と薬の名称は覚えられるのです。
それが今回の脳若の話でもありました、イメージをつなげる記憶なのでしょう。
患者様の顔、名前、疾患、効果、副作用、薬のデザイン、メーカーの名前、営業の方、医師との会話のやり取り、今までの薬との比較などなど、いろんな情報が1つの薬につながっているので覚えられるのでしょう。
海外の本も、頑張って読み進めていくうちにイメージや情報がつながって、いつの間にか自然に読めています。
脳若トレーニングで、どんどん記憶のイメージや情報を紡ぎ、神経細胞を活性化させて、ぜひ認知症予防に貢献していきたいと思います。
勢島 英
2018年2月13日、20年間お世話になった場所に別れを告げ、薬院店を移転オープン致しました。場所は旧薬院店から30mくらいでしょうか、すぐ近くです。2月10日の業務終了から11日、12日にかけて、スタッフ総出で協力して何とか無事に引っ越しが終了しました。業者の方々や、今回の移転に伴いご尽力いただいたすべての方々に御礼申し上げます。
そして患者様、近隣病院や薬局の方々にもご迷惑をおかけいたしますが、今、そしてこれからも皆さまに求められる薬局になれるよう、スタッフ一同精進してまいります。
新しい薬局では、患者様や地域の方々にもゆっくりくつろいで頂けるコミュニティスペースを設けております。当局のスタッフがぜひ作って欲しい!と懇願して設置された、お子様連れでも安心のキッズスペースもあります。その他、市販薬・サプリメント相談、管理栄養士による栄養相談、薬剤師による在宅訪問など、お気軽にご利用いただければと思います。
また、ウエルケア訪問看護ステーションも近々同じ建物内に引っ越してくる予定です。訪問看護と薬局が今まで以上に効率よく密に連携をとれるようになりますので、患者様やご家族、医療関係者の皆様のお役に立てるのではないかと思っております。
スタッフの思い入れの深い旧店舗↑。特に社長はここの2階に社長室がありましたので、いろいろな思いがあることでしょう。新しい店舗でも、スタッフから愛される薬局として、永い未来の歴史を創っていけたら幸いです。
お花もたくさんいただき、新店舗の船出に彩りを与えてくださっています。ぜひ一度、ご来局ください。
勢島 英
小郡は雪が降り続いています。
とどまることなく、しんしんと。
薬局から外を眺めると、近くの木に鳥が見えました。
鳥たちは、はしゃいでいるようにも見えるし、慌てているようにも見えます。
いつまで続くのかわからないこの雪の中でも、相変わらずインフルエンザは猛威を振るい、
患者様は雪の中を一歩一歩、足を踏みしめ、来局。
今朝は、病院の先生やスタッフの方々、そして患者様も一緒に雪かきをしました。
やさしい気持ちになりました。
しかし、その雪かきした道も、あっという間に雪が覆いつくします。
となりのマクドナルドでスタッフの温かいコーヒーを買い、皆少しだけ温まった心で、
患者様への対応もより温かく。
皆さまのところはいかがですか?
どうぞ、お気をつけて。
勢島 英