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福岡・小郡のやさしい調剤薬局

娘から、「パパ、この本面白いから読んでみて!」と渡された本「ニュートン」のマンガの伝記。

 

どうやら図書館から借りてきた本らしい。

 

『学習漫画 世界の伝記 ニュートン(集英社)』

 

 

監修は東京大学名誉教授 竹内均さん。おおっ!雑誌「Newton」の初代編集長じゃないですか!

 

アイザック=ニュートン。

 

フルネームはともかく、ニュートンという名前は多くの人が知っていると思います。

 

では、何を発見した人?

 

私は恥ずかしながら、ずっと「引力」を発見した人だと思っていました。
リンゴが木から落ちるのを見て…というのはあまりにも有名なエピソード。

 

しかし、正確には違いました。

 

「引力」の概念はその頃はもう広がっていたようで、ニュートンが疑問に思ったのは「リンゴは木から落ちるのに、なんで月は落ちてこないんだろう」ということ。

 

そこからの研究で質量があるものにはすべて引力があるという「万有引力」を発見したのです(リンゴが木から落ちたのを見て~というエピソードは諸説あるようです)。

 

ニュートンの発見はその他にもいろいろあるのですが、それはさておき、今回こうして書きたいことは違うところです。

 

1665年頃、「ペスト」という病気がイギリスで流行していました。1300年代に大流行したときはヨーロッパの人口の3分の1が亡くなったといわれる感染症です。

 

ニュートンはこの時期、学校が休校になったので田舎に帰ります。

 

そこでの約2年間、一人で勉強を続け、「万有引力」や「微分積分」などを発見するのです。

 

ニュートンは「この2年間、独創力という面で、生涯最高の時」と言っていたそうです。

 

そう、「ステイホーム」から世紀の大発見をした。

 

私たちは医療職なので緊急事態宣言が出されている期間も仕事がありましたが、子どもたちは長い長い休校期間がありました。

 

日本の大学の薬学部は6年間のうち、2.5か月間ずつ薬局と病院での実習があります。

 

当局にも実習生が来ておりましたが、緊急事態宣言が出たことで約1か月半中断になりました。

 

子どもたちや学生さんたちはこのステイホーム期間、何を学び、何を感じたでしょう。

 

ペスト時のニュートンの2年間に比べれば、今回のステイホーム期間は短かったかもしれません。

 

今回のこの期間も、歴史的な期間です。

 

生きるのに必死だった。そんな方もたくさんいたはずです。

 

外に出ることができない中での仕事、家事、勉強、遊びなど、多くの方がストレスフルな生活を送っていたのではないでしょうか。

 

ニュートンのように研究に打ち込める環境を得た人は稀だとは思います。

 

しかしそれでも、子どもたちや学生さんたちは、たとえ自分では気づかなくてもなにか大きな影響を受けている、そんな期間だったと思います。

 

緊急事態宣言解除後、学生実習も再開し、子どもたちの新学期も始まりました。

 

でも薬局にいると、最近、子どもから大人まで、すべての年代で精神的に体調を崩している方が増えたような気がします。

 

さらに追い打ちをかける大雨による災害。

 

家族や友人のちょっとした異変に気づいたら、かかりつけ医やかかりつけ薬局にご相談いただければと思います。

 

 

2019年、新しい日本のお札が発表されました。

 

なんの因果か、1000円札の新しい「顔」は、“北里柴三郎”

 

ペスト菌の研究で、多大な貢献をされた方です。

 

この新しいお札が世に出回るのは2024年頃。その頃には、どんな世の中なっているでしょう。

 

 

我が家の子どもたちが読む本はなるべく目を通すようにしていますが、中でも伝記や歴史に関する本はできるだけ読むようにしています。どんな歴史であれ、それが今につながっているのですから。

子ども用の「日本の歴史」や「世界の歴史」のマンガは昔からありますが、数年後、この新型コロナウイルス感染症はどのように書かれるのでしょう。

それは全く未知で、その1ページ1ページを、今私たち、世界の人々が作っているのです。

 

やさしい薬局 勢島 英

 

 

 

追記

 

自分がいかに真理の前では無知であるか。

 

ニュートンは亡くなる前にこんなことを言ったそうです。

 

「世間がわたしをどうみているのか知らないが、
わたしは自分を波打ち際で遊ぶひとりの子どもにすぎないと思っている。
真理という大きな海はいまだ発見されないまま目の前に果てしなく広がっているというのに、
わたしはときおり美しい貝殻や小石を見つけては無邪気に遊んでいる。」

 

学習漫画 世界の伝記 ニュートン(集英社)より

 

今、ひそかにやさしい薬局で人気なのが、アンジェリカ・ソノリテさんの布マスク
使い捨てのサージカルマスクと違い、繰り返して使うものだから、お洗濯も毎日必要になります。
直接口を覆い、今では一日何時間もつけていることもあるマスクなので、
お洗濯に使う石鹸も体にやさしいものを選びたいですね。

そこで、やさしい薬局では肌にやさしい布マスクを洗うのに最適な洗濯石鹸をご紹介しております。


それがパルセイユ ナチュラルランドリーソープです。

 

この洗濯洗剤は、100%自然由来のスキンケアアイテムを製造・販売する芦屋町のパルセイユさんにて、
ナチュラルコスメマスター資格を取得した福岡のタレント・ハルさんがおすすめしてくださいました。
安心・安全なアイテムを広く知ってほしいと活動されているハルさんに、
やさしい洗濯洗剤のお話を伺いました。

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洗濯洗剤には蛍光増白剤・水軟化剤・合成香料といった成分が使われているものが多くあります。
それらの成分はほとんどが石油由来の合成成分です。
石油由来の合成成分にはタンパク質を溶かしてしまう性質があります。
洗剤によって毛や絹(どちらもタンパク質)が洗えないものがあるのはそのためです。

 

では質問です。洗濯したものを着用する我々人間の肌は何で作られているでしょうか?

 

そうです。肌もタンパク質なんです。

 

洗濯物には洗剤成分が残っているので、例えばかいた汗が媒介になり残留成分が肌に触れる可能性はゼロではありませんし、肌が敏感な人であれば、洗ったはずの服から不快な刺激を感じることがあるかもしれません。

 

そもそも蛍光増白剤は発がん性物質です。

 

紙おむつ・ティッシュ・トイレットペーパー・生理用品などは薬機法で、ガーゼ・包帯・マスクなどは薬局法で、包装材料・紙コップ・紙皿・台所ふきんなどは食品衛生法で、そしてノート・便箋・封筒などはJIS規格で、蛍光増白剤の使用が禁止されています。

 

先に挙げたものは蛍光増白剤が体内に入ることを防ぐために使用が禁止されています。紙おむつやガーゼ・包帯などはわかりますが、ノートや便箋などへの使用も禁止されているのはおもしろいところです。昔、プリントを配る前に指を舐める先生がいましたよね。紙から体内に入る可能性が否定できないからこそ、紙ですら蛍光増白剤の使用が禁止されているわけです。

 

各法律で使用用途が禁止されているにもかかわらず洗濯洗剤への使用が禁止されていない理由はわかりませんが、そういった成分が含まれていることを知らずに使っているという現状は怖いですよね。

 

マスクを洗いながら使っている人はいませんか?新品であれば蛍光増白剤が使われている心配はありません。しかしそれを洗う洗剤に蛍光増白剤が使われていたとしたら、以降の使用時は刺激物を肌に触れさせていることになります。

 

ふきんを使って肉まんを蒸(ふか)すことはありませんか?ふきんが新品であれば大丈夫です。しかしそれを洗濯した後に使っていたとしたらどうでしょうか。そのふきんで洗ったお皿を拭いていたとしたらどうでしょうか。

 

決して怖がらせたいわけではありません。

 

一番怖いのは、蛍光増白剤という染料が無意識のうちに体内に入り込んでしまう可能性に、使う人が気付いていないということです。

 

洗濯洗剤にこだわるなら、まず『まっしろ=きれい』という感覚を捨て去るところから始めなければなりません。洗剤が持つ汚れを落とす力と白くする力は別物だからです。

 

汚れが落ちたから白くなったのではなく、染料によって白く染められているだけなのです。

 

確かにシャツの洗い上がりが真っ白だと気持ちがいいですよね。

 

でも、人に見られることない肌着や下着、特に肌がデリケートな赤ちゃんが見にまとうものを白く洗い上げる必要性があるでしょうか。

 

一番大切なのは害がないもので優しく洗い上げるということではないでしょうか。

 

ご自身の、そして大切な人の健康を守るという意識で、洗濯洗剤を選んでみませんか?

以下、パルセイユ公式サイトの商品紹介の引用です。

ヤシ油由来の石けん成分に植物由来のベタイン成分をプラスした洗浄成分が、衣類にやさしく汚れをしっかり落とします。ふんわり仕上がりますので柔軟剤は不要です。石けんの使用量も少量でよく、すすぎも簡単なので節水になり経済的。蛍光増白剤・水軟化剤・合成香料などを使用していないためオーガニックコットンなど生成りの衣類やタオル洗いにも安心です。うるおい成分として赤紫蘇の植物エキスを配合。天然のオレンジ&ユーカリの爽やかな香り。

 

 

タレント ハルさん
harulog.jp

今日感テレビ日曜版・今日感モーニングに出演中!

ハルさんプロデュースの“ジェニトーレハミガキジェル”はこちら↓でご紹介しています。

https://www.sejimapharmacy.co.jp/archives/299

九州北部も梅雨入りしました。昨日までの暑さがうそのように、今日は空気がじっとりとしています。

梅雨の時期は中医学では“脾・胃”の働きが盛んになるといわれています。ここでは食べ物を消化吸収し、栄養や水分を全身に運ぶ働きをしています。また血管から血液が漏れないようにしたり、栄養や水分を上に持ち上げて内臓下垂を防ぐ働きもしています。

“脾”が不調になると、消化不良、下痢、腹部膨満、手足のだるさやむくみ、不正出血などの症状がでてきます。また“脾”は口、唇、肌とも関係が深いため、口の乾燥や味覚障害、湿疹が出やすくなります。

“脾”の働きを助けるには、米や小麦などの穀類、芋類、“気”を補う食べ物を摂りましょう。冷たいもの、なまものは“脾”が疲れてしまうので、控えめにしましょう。
“脾”の働きを助ける → 穀類、芋類、豆類、野菜、いわし、すずき、鯛、牛肉、卵
“気”を補う → 穀類、芋類、大豆、野菜、椎茸、舞茸、さくらんぼ、パイナップル、桃、魚類、肉類

また湿度の高い季節なので、“湿”を取り除く食べ物を摂りましょう。甘いもの・脂っこいもの・味の濃いものは体に“湿”を溜めやすいので、控えめにするといいでしょう。

“湿”を排出する → はと麦、春雨、小豆、黒豆、緑豆、空豆、豆腐、アスパラガス、セロリ、セリ、きゅうり、冬瓜、とうもろこし、ナス、さくらんぼ、スイカ、あさり、昆布、海苔、わかめ、緑茶
“気”の巡りを良くする → 生姜、ねぎ、しそ、香菜、みょうが、三つ葉

緊急事態宣言が解除され、少し日常に近づいた気がしてホッとしています。しかしマスク姿やそこかしこにある消毒液、スーパーの品薄の棚などを見ると、まだまだ気を緩めてはいけないなと感じます。
ただでさえこんな状況、しかも雨の多い季節。気持ちが落ち込みがちですが、その中で何か楽しいこと(ミニトマトのプランターに突然キノコを発見するとか)をみつけて過ごしていきたいものです。

薬膳アドバイザー 勢島 智子

方丈記を読みました。

 

「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」

 

 

 

薄い!

 

 

 

しかもその中の本文(現代訳)はこれだけです!残りは訳者のエッセイと原文。

 

 

でも、鴨長明さん。

 

よくぞこの手記を残してくれた。

だって800年以上前ですよ。

 

その当時のことを、ただ「〇〇年 △△があった。」という記録だけではなく、ある一人の日本人が当時の状況を自分の気持ちを含めて書き残してくれているのですから。

 

地震、竜巻、洪水などの天災。そしてそれが招いた火事や飢饉により大勢が亡くなった。その時の心情まで書いてある。

 

災害や、いつか必ず訪れる死に対して、権力があろうがなかろうが、お金があろうがなかろうが、鴨長明の「自分らしく」生きようという気持ちが感じられました。

 

しかも、なんか「決意!」という感じではなく、少し緩い感じ(笑)

 

そんな時、先日テレビの「情熱大陸」で所ジョージさんの特集がありました。

ほとんどが以前の再放送のような感じでしたが、なんか所さんと鴨長明が重なりました。

 

所さんのように自分らしく生きる。

 

そりゃ、テレビの中の所さんしか知りませんからわかりませんけど。

 

でも、テレビの中の所さんはとても眩しく、私も「もっと自分らしく生きてみようかな」なんて思ったわけです。

 

いろんな葛藤があっても「自分らしく」生きる。

 

 

 

「方丈記」を読んで。

 

何百年経とうが人間の本質は変わらないのではないか。

 

だからこそ自分たちは歴史から学ばないといけないのではないか。

 

 

私の大好きな福岡伸一さんの本「動的平衡」。

 

人間の細胞だって、「ゆく川の流れは絶えずして~」と同じく、同じように見えて日々変わっており、動的に平衡が保たれている。

 

ガラパゴス化なんていうけれど、ガラパゴス諸島の人々や生物だって環境とともに変化をしているそうです。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響で環境は一変しました。

 

これからは、この環境変化に順応しつつ、いかに「自分らしさ」を保てるか。

 

私たち薬局も、「らしさ」を残しつつ、いかに順応し、変化していくか。

それがこれからの課題になりそうです。

 

 

久しぶりに愛楽器を吹いてみました。

 

アルトサックス ビッフェ・クランポン「プレスティージュ」。

 

 

以前のような音は出なかったけど、20年以上、人生を共に歩んできたこの楽器が、ちょっと自分らしさを思い出させてくれそうな、そんな気がしました。

 

勢島 英

お肌にやさしいオールコットン素材マスクのご紹介です。

MADE IN JAPANのオールコットン素材のマスクが入荷しました。

新型コロナウイルスの影響で、マスクをして日常生活を送ることが当たり前になってきました。

この状況はしばらく続くと思われます。

毎日着用するマスク。

デリケートなお顔周りに、何時間も触れるものですから、できるだけお肌に優しい素材を選びたいですね。

 

子供たちも、学校に通うためにマスクの着用が必要となりました。

小さなお子様用のマスクもご用意しております。

保育園、小学校低・中学年のお子様におすすめです。

とはいうものの、マスクをちょこちょこ扱ったり、つけたり外したりすることで、

鼻や頬に刺激性皮膚炎を起こすことがあります。

マスク着用中に蒸れた状態から、急に外すことで逆に肌の乾燥を招くことも問題です。

マスクを外した後は、こまめに肌の保湿をしてあげてください。

(お顔を清潔に、洗顔後がおすすめです)

お子様の肌を守る保湿には、ヘパリン類似物質配合の保湿液や、ワセリンがおすすめです。

マスクをつける前、マスクを外した後、こまめに塗ってあげてください。

とにかく清潔に保つことが大切です。お口まわりの汗や汚れはそのままにしないようにその都度やさしくふき取りましょう。耳の後ろのゴムが接触する部分のかぶれのチェックも忘れずに。

肌が赤くなったり、ニキビのようなものができたり、

保湿をしてもよくならない場合は、迷わず皮膚科を受診してくださいね。

 

セジマ調剤薬局薬院ではアンジェリカ・ソノリテさんの作るマスクが大人気です。

少しずつ手作りしていただいているため、品切れの場合もございますが、

ご興味のあるかたは是非お問い合わせください。

※注意:2歳未満のお子さまのマスクの着用は推奨されておりません。使用はお控えいただきますようお願い申し上げます。

 

 

薬局の新型コロナに伴う処方対応

 

やさしい薬局のFAX等により受け付けた処方箋の対応

 

★薬局に来られない場合、薬の説明は電話で対応いたします(オンラインでの説明は準備中です)。

★処方箋はFAXで受付けます。お薬手帳アプリ「CARADA(カラダ)」を使用中の患者様はCARADAから処方箋を登 録薬局に送ることが可能です。

★薬剤の配送は郵送いたします(郵送に際し、時間を頂きます)。その際、送料がかかります。

★郵送できない薬もありますので、その場合はご相談させていただきます。

★お支払いは、郵送の場合は次回来局時にお薬代+送料をお願いします。

★薬の使用期間中、薬剤師が電話で体調変化等を確認することがありますので、気になることがありましたら必ず薬剤師にお伝えください。必要があれば、処方医へ連絡いたします。

 

今、病院では電話受診やオンライン受診なども始まっています。

薬も郵送したり、配達したり、近隣の薬局で受け取ったりすることもできます。

 

タクシー業界は稼働台数を減らしているところもあるようで、タクシーで受診に来たものの、帰りのタクシーが手配できずずっと病院や薬局で待つ患者さんがいらっしゃいます。

 他にも病院に行くのに公共交通機関を使わないといけない方、慢性疾患で状態が安定している方など、早めに病院や薬局にご相談いただき、電話受診、オンライン受診を検討してみてはいかがでしょうか。

「早めに」というのは、お薬の郵送、配達には時間がかかる場合がありますし、電話受診、オンライン受診も病院によって対応が違うからです。

また、郵便局や運送会社の配達の方々も、通販等の配送過多で大変のようです。

ぜひご協力をよろしくお願いいたします。かかりつけの病院、薬局に一度、ご相談ください。

その際、薬剤師からも電話で体調や服薬状況、副作用の有無等を確認させていただきます。

 

 

 

最近、朝起きてまず思うのは、「ああ、症状は今日も出てない」

 

夜寝る前に思うのは、「今日も発症せずに一日が終わった」ということ。

 

毎朝、毎晩、それを思います。

 

新型コロナウイルス感染症「COVID-19

 

少しコンコンッと咳が出たりすると、感染したのでは?と不安になる。

 

おそらく、そんな方はたくさんいるのではないでしょうか。 

 

私たち薬局も特別な情報が入ってくるわけではなく、ニュースや新聞から情報を入手しています。おそらく、ほかの医療従事者の方々の多くは同じではないでしょうか。

 

同じ医療従事者として、最前線の新型コロナウイルスの症状が出ている人々の治療、看護にあたっている方々には本当に敬意と感謝しかありません。

 

地域のクリニックや、我々薬局も、いつ感染者が出るかわかりません。

 

でも、闘っているのは医療従事者だけではありません。

医療崩壊を防ごうと奮闘してくださっている行政の方々、仕事が思うようにできずに頭を悩ませている方々、この状況でも社会のために働いている方々、他にも日々変わりゆく方針に対応したり、子供たちの世話や心のケアをしたり、世界中皆闘っています。

 


もう何年も前になりますが、以前勤めていた病院で、院内感染が発生したことがありました。

全職員が集められ、その院内感染の説明と対策の話がありました。


その最後に、感染対策室の責任者である医師が、全職員にこう言いました。

 

「皆さん、手を洗ってください!」

 

涙を流しながら大きな声で。

 

衝撃でした。医療従事者なら清潔にするのは当たり前。でも、それでも、どうにかこの感染を抑えたい!手を洗ってくれ!とみんなに呼びかける医師。

その光景は今も脳裏に焼き付いています。

 

私たちは今できること、やるべきことやりましょう。

 

ラジオでは、いろんなDJの方々が、リスナーをたくさん笑顔にしようと頑張ってくれています。

 

たまにはちょっとラジオを流してみるのもどうでしょう?

 

飲食業界では、「福岡博多テイクアウト応援プロジェクト」というのがあるようです。


ホームページを見てみると、和洋中や自宅近くなどでテイクアウトができる店を調べることができて、参考になります。

 

ぜひ活用したいですね。電話して予約して、時間を決めて受け取りに行けば、感染のリスクは少ないのではいでしょうか。


美味しい料理。新しい味の発見。よく食べていた懐かしい味。鬱々とした日々に彩りを与えてくれるのでは。


先日、ある方からテイクアウトの差し入れをいただきました。


頑張ってください!という一言が身に沁みます。

 

 

『アシェット・ド・マコ』さんのテイクアウトのお弁当。やさしい味で、とても美味しかったです!

 

福岡にも新型コロナウイルスの感染者が増えてきたころ、いつもお世話になっている理容店の店長が、「勢島さん、医療従事者で大変だろうから、これをあげるよ」とマスクをくださいました。涙が出そうでした。

 

ありがたくいただき、どうしても必要な時に使わせてもらおうと取っておきました。

 

しかし、今理容店も大変な状況。いただいたマスクを先日そのままお返ししてきました。
でも、マスク以上に、この店長の温かい気持ちが、今私たちには必要なんだと実感しました。  

 

先日、仕事から帰ると、妻が「冷蔵庫開けたときに、つい吹き出すかもしれんけん、気を付けてね。」と言ってきました。

 

そこで、冷蔵庫を開けてみると、、、

 

「プッ!」

 

妻の狙い通り、思わず吹き出してしまいました。

 

それがこれ。

 

 

 

 

 

炭酸水です()

 

今のこの状況で、この小さな喜び。

 

美味しいものを食べたり、面白いテレビを観たりラジオを聴いたり、人のやさしさを感じたり、普段当たり前と思っていることに改めて感謝したり。

 

小さな喜びを積み重ねましょう。

 

うちの子どもたちも毎日勉強し(少しだけ)、竹刀を振り、ピアノの練習をしています。


頑張っていれば、次に先生方に会ったときに、きっと先生方、喜ぶよ。

非常時にこそ人間性が問われる。

薬局でも、こんな時だからこそ、冷静に今やるべきことをやり、笑顔で接していきたいと思っています。

 

勢島 英

 

3月に入り、日差しも暖かくなってきました。
春は木々が芽吹いてくるように、私たちの体も冬の眠りから覚めてきます。
その時に冬の間にためていたものが、一気に外へ出てきます。
そのためアレルギーや花粉症のある方は、症状が出やすくなります。
砂糖や香辛料は口や鼻の粘膜を充血させやすいので、控えるようにしましょう。

 

春は“肝”の働きが活発になります。
中医学で“肝”は血液を貯蔵する他に、“気・血・水”をのびやかにまわす、という働きがあります。
“肝”が疲れると、春の陽気をともなって“気”が上へ上へと向かい、
頭痛・鼻詰まり・目の疲れ・めまい・ふらつきなど、体の上部に症状が現れやすくなります。
また感情をコントロールする働きもあるため、イライラや不安も起きやすくなります。
“気”を発散できるよう、軽い運動をしたり、のんびりした気持ちで過ごすといいでしょう。

“気”の流れを良くする →   玉ねぎ、春菊、柑橘類、しそ、ジャスミン

 “血・水”を補う →   黒豆、ナッツ類、ゴマ、木耳、人参、ほうれん草、山芋、
          あさり、魚類、貝類、肉類、ひじき、卵、ヨーグルト

 

“肝”を助けるのに、酸味も良いとされています。
酸味は、出すぎるものを抑え、筋肉や汗腺、腸などを引き締める働きをします。
ただし摂りすぎると胃腸の働きが落ちてしまうので、気をつけましょう。

酸味のもの →   苺、レモン、柑橘類、梅、ヨーグルト、酢

 

春野菜の筍や春菊、菜の花、たらの芽などには苦味があり、
“気”や“血”の高ぶりを鎮める働きがあります。
しかし体を冷やす働きがあるので、こちらも適度に摂るといいでしょう。

 “肝”の熱を冷ますもの →   セロリ、トマト

 

暖かい日の翌日はぐっと気温が下がったりと、まだ不安定な時期です。
今は新型コロナウイルスの流行で、外出を控えている人も多いと思います。
治療法が確定していない今は、混雑するところを避けて、手洗いうがい、咳エチケット、
そして栄養をとって体力をつける、くらいしかできませんが、なんとか乗りきりたいですね。

薬膳アドバイザー 勢島智子

最近、原田マハさんの本が好きです。

もと美術館のキュレーターである原田マハさん。

絵画を題材にした小説も多く、「楽園のキャンバス」はとても面白かった。

 原田マハ「たゆたえども沈まず」はゴッホが題材で、
当薬局でお世話になっている「脳若トレーニング」の株式会社サムライト光岡眞里社長のメルマガにも紹介されていましたので、私もそれにつられて読んでいるところです。

 

さて2月初旬、息子の習い事の関係で太宰府に行く用事があったので、
娘と二人で九州国立博物館に行ってきました。

そこでは「フランス絵画の精華 ルネ・ユイグのまなざし」という特別展が開催中でした。
小学一年生にはまだ早いかな、とも思いましたが、
この時期にどんな印象を受けるかなという興味もあり、思い切って連れて行くことにしました。
感染症に注意する時期ですし、人が多いところはあまり好きではないので、
早く行き、開場と同時に入館。

 雨、寒さ、朝一番、というのもあり、人は少なかったので、ゆっくり鑑賞することができました。

 といっても、私は絵のことなんてさっぱりわかりません。

好きな画家は?
と尋ねられたら「フェルメール」と答えますが(そんな質問されたこともありませんが)、
フェルメール作品も実際に見たことはなく、
ただフェルメールについての本を読んだことがあって、とても興味を持っただけです。

 

 

娘とともに、静謐な空間へ入り、絵を見る。

 

解説は読まず、娘ともほとんど言葉を交わさずに、見る。

 

娘には面白くないかな、とも思って、小さな手を引こうとすると、ちょっとした抵抗感。

 

ああ、もう少し見たいのかな、と思い、もうしばらくその絵を見る。

 

 やっぱり写真とは違い、本物の絵はすごい。

  

実際に目の前で見ると、いつまでも見ていたいような、不思議な感覚に陥ります。

 

洋服の「赤」色だけ見ても、この「赤」ってなんなのだろう?と。
これをただ「赤」とひとくくりに言っていいのだろうか、と思うくらい、不思議な「赤」。

 

なんか未知のものを見たような、とても良い体験でした。

 

写真OKの絵があったので、パシャリ。

娘が「私も描いてみたいな~」とボソッと言っていました。

 

なにか心に残ったのでしょう。

 

常設展示では、壺や刀などがあり、そちらにも興味を惹かれたのですが、
さすがに娘は疲れたようで、早く出ようと急かされました(笑)

 

帰りにはがんばっている息子たちや朝早くから準備してくれた保護者の方々に梅ヶ枝餅を差し入れ。
太宰府天満宮での参拝は、昼前はかなり人が多かったのでまたの機会にしました。

 

 

数百年もの間、ヒトが研究し、技術を磨き、機械を開発し、環境を作り、
膨大な努力で守ってきたこれらの絵画。

 

ちょっと足を延ばしてでも見る価値はあるんじゃないかな、と思いました。

 

ただ新型コロナウイルス感染症の影響で、九州国立博物館も休館中。

 

またこのような芸術を楽しむという、穏やかな日常が戻るのでしょうか。

 

 

見えないウイルスの恐怖との闘い。

 

薬局にも特別な情報は入ってきませんが、
私たちがまず冷静に、正しい情報を収集しなければならないと思っています。

 

薬局でもマスクや消毒液の問い合わせは多いですが、入荷ができず、入荷の目処も立たず、
「申し訳ありません」と頭を下げるしかありません。

 

ただ、例えばマスクをお求めになるその方の年齢や環境、
また花粉症なのか、重篤な疾患があるのか、その方の状況を聞いて、
何かできる対策を一緒に考えることも私たち薬局薬剤師の務めだと思っています。

 

そして一日でも早い収束と感染者の回復を祈りつつ、
手洗い、うがい、マスク、咳エチケット等、できることをする。

 

東日本大震災から9年が経ちました。
まだ大学病院で働いていたころ、
仕事中に病院の待合室のテレビに映っていた想像を絶する津波の光景に足を止めた。
あの衝撃を忘れることはないでしょう。

 

ラジオのコメンテーターの方がこう言っていました。

 

新型コロナウイルス感染症の危機に晒されているこの状況、
東日本大震災当時と違うのは、「絆」が足りないということ。

 

この国難を、なんとか乗り越えねば。

 

勢島 英

 

かかりつけ薬局」、「かかりつけ薬剤師という言葉を聞いたことがありますか?

 

「レストランやパン屋さんに“行きつけ”があるように、薬局にも“かかりつけ”という考え方があります。利用する薬局を一つに決め、かかりつけ薬局にしておくと、調剤時だけでなく、体にやさしいサプリや食事など健康づくりの面でも心強い存在になります。」

 

 通常、院外処方せんはどこの薬局に持って行っても構いません。いつもの「かかりつけ薬局」に持って行くことで、その薬局はあなたの薬の内容、副作用、アレルギー等を把握していますので、スムーズに、安心して薬をもらうことができます。

 

また、大病院等ではFAXコーナーがあり、処方せんをかかりつけ薬局にFAXすることで、あらかじめ薬局で薬を準備しておくことができます。薬局に在庫がない薬でも、患者様が薬局に向かっている間に準備できる場合もありますので、ぜひご活用ください。

 

最近では、スマホに「電子お薬手帳」というアプリを入れることで、お薬手帳の替わりにもなります。当局(セジマ調剤薬局、調剤薬局ウエル、やさしい薬局)が使用しているアプリは「CARADA(カラダ)」という無料アプリです。

 

これを入れて、薬局を登録することで、当局に処方せんを持参された場合は自動で患者様のスマホに今回の薬が登録されます。
また、このアプリで処方せんの写真を撮って薬局に送信することで、FAXコーナーの代わりにもなります。

詳しくは薬局スタッフまでお尋ねください。

※他の電子お薬手帳アプリでもバーコードを読み込むことで薬の登録はできます。

 

 

そして、かかりつけ薬剤師という制度もあります。

 

かかりつけ薬剤師は一言でいうと、「あなたの担当薬剤師」です。

 

毎回、同じ薬剤師が担当いたします(不在の時のみ、他の薬剤師が担当します)。
薬の飲み合わせや副作用の相談、健康食品や市販薬、夜間対応、電話相談等、患者様に合わせた対応を担当薬剤師が行います。
少し費用は掛かりますが、ご興味がある方はぜひご相談ください。

 

かかりつけ薬剤師を選べるのは、他の薬局も含めて1名のみです。
もちろん変更したい場合は変更も可能です。
かかりつけ薬剤師を決めたからといって、他の薬局に行ってはいけないわけではありません。

 

もし、あなたの信頼できる薬剤師が見つかりましたら、「かかりつけ薬剤師」をぜひご検討ください。

 

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